リフレクソロジーの活かし方
◇ホスピスボランティアからリフレクソロジーが繋ぐもの
随分前のことになりますが、その病院における病棟ボランティア発足以来半世紀以上の大ベテランに声をかけられました。「●●号室に付き添いの女の子にもやってあげられる?随分長く泊まり込んでいるから」と。
お部屋に伺うと、学生と見受けられる若い娘さんが患者であるお母様の手を握っていました。娘さんに「リフレクソロジーを受けてみませんか?」と声をかけたのですが、「いい、大丈夫」と。結局お母様に施術をさせていただくことになりました。
娘さんはお母様に施術する私の手元を食い入るように見つめて、「それは体のどこですか?」「リフレクソロジーの効果は何ですか?」など熱心な質問を繰り返されました。また、空で一緒に手を動かしている様子も。なので、片足ずつ一緒に触ってみることにしました。するとお母様も嬉しそうににっこりとされ・・・しばらくすると寝息が聞こえ、、、娘さんが一言、「すごい、寝た」と喜んでくださいました。
◇リフレクソロジーボランティアからの学び
活動終了時、件の大ベテランボランティアさんの隣で一日の報告書を書いていると、先ほどの病室の娘さんが「今日も泊っていくので、食事やシーツの手配をしてほしい」と伝えに来ました。それに対し、そのベテランボランティアさんは「まだまだいけるね!了解!」と背をポンと叩き送り出しました。
娘さんが去ってから私が、「少し休んだ方がいいように思うのだけど。リフレクソロジーも断られてしまって」と部屋であったことを話すと、私の目を見てこうおっしゃいました。
「もうこれ以上無理ってくらい疲れ切って、後悔ができないくらい看病しつくしたって思うことも今のあの娘にとっては大事なんだよ」
それは、ホスピス病棟での何気ない会話の一つでしたが、その後自分自身や周りの人たちが〝見送る”立場になったときに頭をよぎります。
◇リフレクソロジーが繋ぐもの
そして、それから1年後。
その「娘さん」と学院で再会した時の私の驚きは言葉にできません。
「お母さんが喜んでいたリフレクソロジーボランティアを私もやりたい」とリフレクソロジーの学びをその後のご自身の目標にしてくれたこと。そして、見事実現されていった姿は今思い出しても、感無量の一言に尽きます。
リフレクソロジーが繋ぐもの。
リフレクソロジーが学ばせてくれること。
他では学べない、『緩和ケアの現場でも活かせる技術であるリフレクソロジー』がもたらしてくれた財産です。
◇リフレクソロジーの学校で学びませんか?
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