脳疲労によって引き起こされる症状はさまざまです。以下のような病気や症状がある場合は、脳疲労が原因になって起きている可能性があります。
肥満やメタボリック症候群などの生活習慣病
自律神経失調症、うつなどの精神障害、味覚障害などの認知障害
更年期障害などのホルモンバランスの乱れ
集中できない、理解力や判断力の低下、コミュニケーションがうまくできないなどの症状
脳疲労の主な原因は過剰なストレスといわれます。過剰なストレスが加わることによって、脳の機能が正常に働かなくなった状態が脳疲労の状態と言えます。具体的に脳の中でどのようなことが起きているのでしょうか。
脳は「考える」理性、「感じる」本能、「生命を維持させる」自律神経とホルモン、という3つがバランスをとることで正常な働きを維持しています。過剰なストレスを受けると、理性的に「こうしなければならない」と、考える脳からの指令が強くなり本能的に感じる脳の働きを抑えてしまいます。このようにバランスが崩れると、生命維持の部分である自律神経とホルモンも異常をきたして異常症状があらわれてしまいます。
脳疲労を解消するためには、原因となるストレスを溜めないことと、上手にストレスを解消することが大切です。上手にストレスを対処して脳疲労を解消するために以下のような方法が効果的です。
約20分の簡単な運動
散歩やストレッチ、体操などの軽い運動を約20分おこなうと、血行が良くなりストレスが解消され、脳もスッキリします。習慣的に運動し続けると、脳の働きを高め疲れにくくなるため、定期的な軽い運動は疲労解消におすすめです。
食生活の改善
体が脱水症状になると、血行が悪くなり脳疲労も起こしやすくなります。こまめな水分補給を心がけましょう。また、温かい飲み物やスープは、副交感神経を活発化させリラックス効果が高いので、意識して取りましょう。リラックス効果の高いハーブティーなどもおすすめです。
マッサージを受ける
マッサージ等の分野はリッラクス効果が非常に高く、体中のめぐりが良くなり自律神経やホルモンバランスも整いやすくなるので、おすすめです。
◆効果の高いリフレクソロジーで脳へアプローチ
脳疲労解消に大変効果的と言われるものにリフレクソロジーがあります。リフレクソロジー(反射区療法)は、単に手足をもみほぐすのではなく、体の中の器官や臓器の働きを活性化させるもので、脳自体の働きを活性化させる効果もあります。さらに、副交感神経の働きを促し、体がリラックスして、脳にも血液や酸素が流れやすくなります。
ストレス社会の現代人にとって、脳疲労は重大な問題です。脳疲労が原因で、深刻な病気になってしまうこともあります。「疲れが溜まっているだけ」と軽く考えず、原因となるストレス対策をして、マッサージなど適切な方法で解消しましょう。
日本リフレクソロジスト養成学院【REFLE】は、補完療法として医療介護の現場でも活かせる英国式リフレクソロジーの専門校。
『リフレクソロジーの学校』で学んでプロのリフレクソロジストを目指しませんか?