リフレクソロジーの仕事に就くには、まず学校で学ぶことが望ましいといえます。人の体に直接触れ、健康のサポートをしていくリフレクロソジストを目指すのであれば、その為の知識と技術をきちんと学ぶことは必須と言えるでしょう。
リフレクソロジーは、想像以上に繊細な動きをしなければならないため、お手本となるインストラクーの動きを実際に見て確認し、自分でも真似しながら授業を受けることで確かな技術が身に付きます。
また、練習する場合には、人の足の裏を使うことが望ましいため、スクールでは通常、二人一組になって生徒同士で施術し合って覚えていきます。この時、施術を受ける側にも学びがあります。どうすれば心地いいのか、インストラクターと生徒とは、触れ方がどう違うのかなども勉強になります。
一口に「足の裏」といっても、人によってサイズも形も異なります。例えば、男性は、やはりサイズも大きく、厚みのある足の人も多いため、ポイントを探したり、スムーズに指を運ぶことが難しい場合もあります。老人や子どもには強い刺激ではなく、やさしく触れることが大事です。
実際にプロとしてサロンにデビューすると、いろいろな年齢、性別の方がいらっしゃいます。スクールで、たくさんの足に触れておけば、自信にも繋がります。
スクールには各分野の専門の先生方がいらっしゃいますので、実際の現場の話や、生の声が聞ける貴重なチャンスでもあります。
サロンに就職してしまうと学ぶ時間が取りにくくなることもありますし、お客様に相談されたときにも知識を持って答えられるのと、勉強不足なのとでは、プロとしての印象も違います。
施術は勿論、教えることのプロであるインストラクターは、一人ひとりに得手不得手があるため、この動きは得意だけれど、この動きはどうも手首がぎこちない……などと、生徒のクセをチェックして、しっかり指導することができます。
リフレクソロジーは、想像以上に難しいテクニックもありますので、指や手首の動かし方、力の入れ方を、その場で何度も教わることが、上達への早道です。また、インストラクターは、実際にサロン勤務経験者がほとんどですので、卒業後の相談などに乗ってもらえることもあります。
◆仲間がたくさんできる
資格取得を目指す仲間ができるのも大きなメリットといえるでしょう。不安に思っていること、疑問に思っていることなど、通学中やお昼休みに話したり、応援し合ったりすることが、資格取得という目標への励みになります。
家に帰ってからどんな練習をしているか、今後の就職先をどう考えているかなどを話すことで、お互いに刺激になることもあります。
◆就職先を紹介してもらえる
直営サロンがある場合、そのサロンに就職する方法もありますし、提携サロンや卒業生が開業しているサロンの求人情報を斡旋してもらえるスクールもあります。就職状況の良し悪しはスクール選びのポイントにもなります。卒業生の技術や接客能力への信頼度の表れが、企業からスクールへの求人とも言えるでしょう。