出産後も仕事を続けたいと考える女性が年々増えてきています。しかし子育てをしながら仕事をするとなると、働ける時間や曜日が限られているなど、いろいろな制約が出てきます。
自宅周辺のスーパーなどでパートをするという方法もありますが、それほど高収入は見込めません。そのため、高収入が見込めて、家庭とのバランスを重視した働き方も選びやすい仕事につながる資格を取得する女性が増えています。ここでは子育てと仕事を両立するための資格について紹介していきます。
行政書士は国家資格なので難易度は高いですが、高収入が臨めて一生モノのスキルとして生かすことができます。行政書士の主な仕事は、書類作成業務や書類提出手続き代理業務、契約書等代理作成業務などです。行政書士の合格率は、平成25年度で10.1%と資格取得の難易度は高いですが、資格を取得すれば自宅で開業する事も可能な点が魅力です。
資格試験は年1回で、憲法、行政法、民法、商法、基礎法学といった法律分野はもちろん、政治、経済、社会といった一般知識まで幅広く出題されます。専門的な分野の勉強が必要なため、通信講座や専門学校に通って勉強をすることをおすすめします。
医療事務は病院の受付業務や診療費の計算などを行う仕事です。 病院は全国各地にあるため就職がしやすく、デスクワークが中心なのであまり年齢に左右されない職種です。
パート、派遣社員、契約社員、正社員など勤務形態が選びやすいので、子育てをしながら働いている人も多く、夫の転勤などで引越しをする場合も転職をしやすいといった魅力があります。医療事務の資格取得は、半年程度でカリキュラムが修了するものが多い通信講座を利用するのがおすすめです。
現在の日本は、人口の25%が65歳以上という超高齢社会に突入し、ますます介護職に対する需要が高まっています。
介護業界の仕事の中でも、介護報酬の請求手続きや介護施設の受付業務などを行う介護事務は、医療事務のようにデスクワークがメインなので、年齢に左右されない職種です。 医療事務のように勤務形態も選びやすく、介護施設そのものの数も多いので就職、転職がしやすい点が魅力です。 介護事務は、実際に現場で介護をすることはありませんが、介護保険制度や介護の現場に対する知識が必要とされます。
介護関連の資格である介護福祉士などは受験に際し条件がありますが、介護事務の資格は受験制限がありません。そのため、初めての人でも安心して受験ができ、通信講座によっては4カ月程度で受験が可能ですので、働きながらでも資格取得を目指しやすいことも魅力です。
◆リラクゼーション系資格
何かとストレスを抱えることが多い現代人の間で、癒しへの関心度は高まっています。 癒しを提供するリラクゼーション系の資格には、リフレクソロジーを始めアロマテラピー、オイルマッサージ、ベッドトリートメントといったものがあります。これらのリラクゼーション系の資格のメリットは、独立、開業がしやすいということです。特にリフレクソロジーの場合は、特別な機材や、毎月仕入れるものも比較的少ないので、資金面でも開業しやすいのが特徴です。自宅の一室や自宅付近でサロンを開業して、自分のライフスタイルに合った働き方を選択できることは、子育て中の女性にとって魅力的なのではないでしょうか。
子供の成長に応じて働き方を変えることも可能ですし、家族の転勤で引っ越すことになっても場所を選ばず仕事を続けることが可能です。リフレクソロジーを始めとするリラクゼーション系の資格は、一生使えるものとして、取得しておいて損はしない資格の一つと言えるでしょう。
日本リフレクソロジスト養成学院【REFLE】は、補完療法として医療介護の現場でも活かせる英国式リフレクソロジーの専門校。
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