リフレクソロジーや整体、鍼灸、あん摩、指圧などの仕事を行うためには、きちんとスクールに通って勉強し、相応の知識と技術を身に付けておく必要があります。ここでは、各施術に携わるにあたってどのような勉強をしていかなければいけないかをご紹介していきます。
リフレクソロジストや整体師は民間資格です。就職に資格は必須ではありませんが、自分の技術習得レベルの目安になりますので、取得した方が有利だといえます。 将来開業などを目指していて、より専門的な知識と高い技術を身につけたいのであれば、養成スクールや専門学校に通うことをおすすめします。カリキュラムや授業時間、卒業までに必要な期間などは学校によって異なりますので、資料を取り寄せたり、スクール見学をしたりして情報収集しましょう。
スクールに通う時間が無いという場合は、通信教育を利用すると良いでしょう。DVDなどの教材を使って、自分の好きな時間に勉強できる大きなメリットがあります。 リフレクソロジーや整体は人の体に直接触れる職業ですので、まずはスクールできちんと知識と技術を学ぶ方法がおすすめです。
鍼灸師になるには、「はり師」と「きゅう師」の国家資格を取得しなければなりません。 「はり師」と「きゅう師」の国家試験を受けるためには「文部科学大臣や厚生労働大臣が認定した大学、短大、専門学校などにおいて、必要な知識や技術を3年以上学んだ者」という条件を満たしている必要があります。
学校では、解剖学、生理学、衛生学、リハビリテーション理論、病理学といった基礎医学をはじめ、東洋医学概論、はり・きゅう・マッサージ概論、実技・経路経穴概論といった専門分野まで幅広い分野を学ぶことになります。
あん摩マッサージ指圧師になるには、「あん摩マッサージ指圧師」の国家試験に合格する必要があります。この国家試験を受験するためには、「文部科学大臣や厚生労働大臣が認定した大学、短大、専門学校などのあん摩マッサージ指圧師養成課程において3年?4年(盲学校の場合は3年?6年)学ぶこと」という受験条件を満たしている必要があります。
あん摩マッサージ指圧師の養成過程がある学校は数が少ないので、資格取得を目指す場合には通学可能なエリアに学校があるかなどを調べておく必要があります。 また、あん摩マッサージ指圧師と鍼師、灸師の国家資格は試験科目の多くが重複していることから、これら3つの国家試験を同時に受験する人も多いようです。 あん摩マッサージ師、鍼師、灸師すべての資格を取得した人は、『鍼灸マッサージ師』もしくは『三療師』と呼ばれ、幅広い分野で活躍することが可能です。 鍼灸師資格と同様に、教育機関に入り先生の技術を直接見て、自分のものにしていきましょう。