ストレスフルなこの世の中、日々溜まり続けるストレスを上手に解消できているという方は少ないのではないでしょうか? 日本においては、「誰しもストレスを抱えていて当たり前」といった風潮がありますが、当然、ストレスを溜め込んで良いことは一つもありません。
そこで今回は、溜まってしまったストレスの緩和方法について考えていきたいと思います。
「ストレスは万病のもと」という言葉がある通り、ストレスが人体に与える悪影響はかなり深刻です。ここで、人体に対するストレスの影響をまとめてみましょう。
免疫システムの機能が低下
過度なストレスを感じると自律神経の働きに乱れが生じ、身体の免疫機能が低下してしまいます。免疫機能が低下すると、風邪をひきやすくなったり吹き出物や肌荒れが目立つようになることもあります。
血圧の上昇
ストレス過多の状態が長く続くとアドレナリンが分泌され、心拍数を高めます。その結果高血圧になると言われています。
消化器官の機能低下
ストレスの影響は、特に胃や腸といった消化器官に強く出る傾向にあると言われています。
ストレスがかかると胃が痛くなる、下痢になるという経験をした方は少なくないでしょう。
過度なストレスを感じるとホルモンが分泌され、そのホルモンの影響により消化器官の機能低下を引き起こすと言われています。
ストレス管理の基本は「毎日適切にストレスを解消し、溜め込まない」ということですが、多忙な毎日を送る現代人にとって、この基本はなかなか難しいものです。そこで、溜まったストレスを、簡単に、そして効率的に解消する方法をご紹介します。
おすすめストレス解消法1:手浴、足浴でリラックスする
手浴や足浴は身体にかかる負担が少なく、血流の悪い末端から全身をじんわり温められるので、ストレスで弱った身体や心を、優しく癒やしてくれます。
おすすめストレス解消法2:アロマテラピーを取り入れる
精油の香りをかぐことで、ストレスを緩和する手段として活用されているのが、アロマテラピー。現在では様々な使い方があります。
「おすすめストレス解消法1」でご紹介した手浴や足浴の際に活用したり、スキンケア、空気清浄機に使ってみてはいかがでしょうか。
ただし、人によっては肌に合わなかったり、ニオイが苦手な方もいると思いますので、注意してくださいね。
おすすめストレス解消法3:リフレクソロジーを活用する
ストレスの緩和には、マッサージやアロマテラピーなどが効果的とされています。中でもおすすめなのがリフレクソロジーです。リフレクソロジーは、足裏にある「反射区」を刺激することで、血液やリンパの流れをスムーズにし、人体の自然治癒力を高めることを目的とした反射療法です。リラックス効果が高いことでも有名ですが、リフレクソロジーは個人で行う場合、基本的に足裏を刺激するだけで良いので、毎日無理せず続けることができます。
時間もかからず手軽に行えるストレス解消法なので、毎日の習慣やボディケアに組み入れると良いでしょう。