日本リフレクソロジスト養成学院が主催するホスピスボランティア活動。
リフレクソロジーを学ぶ動機が、「ホスピスボランティア活動に参加してリフレクソロジーを行いたいから」という方も。
自分自身や身の周りの方に、自分にも何かできることは無いか、、、。
そんな思いが新しい学びの原動力になることもありますね。
今回も、ボランティア担当のインストラクターに活動者から寄せられたレポートから抜粋します。
患者C様は、胃がん、気管狭窄、食物摂取不可、アルツハイマーという厳しい状況。
ところが、初めてリフレクソロジーを受ていただいた時、患者C様の口から「ありがたい」「気持ちええわ~」という言葉が何度も繰り返され、その様子を旦那様が微笑ましく見守っておられました。
施術回数6回目を数えたその日、C様は焦点も合わず呼吸も苦しそう。旦那様も「以前はリフレクソロジーを受けたら『気持ちいい』とか言っていたけど、今は話すことも無くなってしまって・・・」と寂しそう。それでもリフレクソロジーを始めるとC様の呼吸は次第に落ち着き、開いていた目も閉じられ、うとうとと眠られたご様子に。リフレクソロジーの施術が終わった時、C様に届くかわからないけど、お顔のそばでいつも通り「終わりました。ありがとうございました」とご挨拶すると、なんと、C様がお布団の中からゆっくりと手を出され、握手を求めてくださいました。私には、いつも仰っていただいた「ありがとう。気持ちええわ~」が聞こえた瞬間でした。
とても紳士的な患者様。いつもはパジャマにガウン姿ですが、その日は大事な来客があるから、とビシッとスーツで身だしなみを整えられていました。ただ、腎臓が機能しなくなってしまったそうで、尿道からは管が。「せっかくのスーツもこれじゃかっこつかないね(笑)」と。大事な来客を控えているのにもかかわらず「リフレクソロジーのチャンスを逃すわけにはいかない」とおっしゃってリフレクソロジーを受けてくださいました。「リフレクソロジーを受けると、もう動かないはずのお腹が、シュワシュワ~っとする感覚があって、それが気持ちいいんだよ」など頂く言葉はいつでも私にとって励みになるものばかりでした。
次第に痛みのコントロールが難しくなり、強いお薬を使うようになられてからも、「せっかくのリフレクソロジーの刺激の感覚は感じたいから」と医療スタッフに相談して投薬のタイミングをコントロールして下さることもありました。
次の活動日、病棟に向かう途中にある礼拝堂にその方のお名前を見つけた時、いつも平静に活動に臨むことを心掛けていた自分の気持ちが揺らぎそうになりました。でも、空を仰ぐとものすごくきれいな青空。いつも前向きな姿勢だったその患者様に、また背中を押していただいたような気がしました。
日本リフレクソロジスト養成学院【REFLE】は、補完療法として医療介護の現場でも活かせる英国式リフレクソロジーの専門校。
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